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東京五輪サッカー競技会場にカシマスタジアムを追加へ

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カシマスタジアムが東京五輪のサッカー競技会場に追加される見通しとなった

 2020年に行う東京五輪のサッカー競技の会場に、カシマスタジアムが追加される見通しとなった。今後は五輪組織委員会が国際オリンピック委員会(IOC)および国際サッカー連盟(FIFA)と調整を行い、7月に実施されるIOC理事会で正式に承認される見込み。

 サッカー競技の会場はこれまで、新国立競技場、東京スタジアム(味の素スタジアム)、札幌ドーム、宮城スタジアム、埼玉スタジアム2002、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)での開催が決定していた。しかし新国立競技場では1試合、東京スタジアムもラグビー競技や近代五種の会場になっているため、カシマスタジアムのほかに豊田スタジアムと吹田スタジアムが追加候補として検討されていた。

 日本サッカー協会(JFA)は18日に行った17年度第5回理事会において、カシマスタジアムの追加を決定。会見したJFAの岩上和道事務総長は「震災の復興に直接関わっているエリア」であることが決めての一つであると説明。実質5会場で過密日程を回すことになるため、「芝のことを考慮すると、もう少しあったほうがいいというのは正直なところ」と本音をのぞかせながらも、「会場が1つ追加されればまかなえるのか」という質問には、「そこはそういう認識でいる」と明言した。

(取材・文 児玉幸洋)

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