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長谷部誠、敗戦のフランクフルトで単独トップの評価も…地元紙は辛口

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フランクフルトMF長谷部誠

 フランクフルトは16日に行われたブンデスリーガ第4節のアウクスブルク戦を1-2で落とした。それでもフル出場を果たした日本代表MF長谷部誠は、ドイツ誌『キッカー』でチーム単独トップの評価を与えられている。

 この試合には5-3-2フォーメーションを採用したニコ・コバチ監督だが、長谷部をボランチで起用。相手に直接FKを決められた前半を折り返すと、ハーフタイム後には4-4-2に変更するも、77分にアウクスブルクに追加点を奪われている。その直後にFWルカ・ヨビッチが1点返したが、フランクフルトは結局追いつけず、今シーズンのホーム戦2試合目も敗れた。

 そんな中、試合を通してMFでプレーした長谷部のパフォーマンスはドイツ誌『キッカー』ではチーム単独トップの「3」と評価。試合速報では序盤と終盤にチャンスも作ったと伝えられ、それが今回の採点にも影響を及ぼしたようだ。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 一方、今回は地元での評価は低めとなっている。採点を行わないドイツ紙『フランクフルター・ルンドシャウ』は、学校のクラスに例えて選手たちのパフォーマンスを評価。長谷部は“低調気味”のカテゴリーとなり、「良い形で試合に入り込み、ゲームにストラクチャーを与えようと試みていた。だが、これは試みに過ぎず、驚くほどたくさんのパスミスを犯してしまい、上手くプレーができなかった」と寸評されている。また「現在3バックのリベロ役を務める方がおそらくより価値が高い」とも記された。

 なおフランクフルトは20日に行われる次節でケルンとのアウェーマッチに臨む。コバチ監督が長谷部をどのポジションで起用するのかにも注目したいところだ。

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