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若手起用のアーセナル、ウォルコット2発などで2連勝も…終盤はBATE相手に防戦一方

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セオ・ウォルコットの2ゴールなどでアーセナルが連勝

[9.28 ELグループリーグ第2節 BATE 2-4 アーセナル]

 ヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第2節が28日に行われ、H組のアーセナル(イングランド)は敵地でBATE(ベラルーシ)に4-2で勝利。開幕2連勝とした。なお、第3節は10月19日に行われる。

 ホームでの開幕節ケルン戦(ドイツ)を3-1で制したアーセナルは、25日に行われたプレミアリーグ第6節のWBA戦(2-0)からDFシュコドラン・ムスタフィとMFモハメド・エルネニーを除く9人を変更。MFジャック・ウィルシャーやFWセオ・ウォルコットらに加え、FWライス・ネルソン(17)やMFジョセフ・ウィロック(18)といった若手も起用した。なお、MFメスト・エジルやFWアレクシス・サンチェスといった主力を招集外とし、休息を与えている。

 試合はアーセナルが優勢に進めた。前半8分、ウィルシャーのスルーパスをPA中央で受けたウォルコットが相手に寄せられながらも右足シュート。左ポストの跳ね返りをウォルコット自ら左足で狙ったが、相手DFにクリアされる。それでも直後に試合が動いた。9分、FWオリビエ・ジルとのワンツーでPA左に侵入したウィルシャーがクロスを上げ、ウォルコットがヘッド。GKデニス・シチェルビツキに止められたボールを右足で押し込み、先制点を奪った。

 さらにアーセナルは前半22分に相手のミスから追加点。バックパスを受けたGKシチェルビツキが前に蹴り出したボールがウォルコットの足もとに入り、そのまま右足でゴール左隅に流し込んだ。25分には、ウォルコットの左CKからニアでDFペア・メルテザッカーが頭で触り、DFロブ・ホールディングが右足で押し込み3-0。昨夏に加入した22歳DFが移籍後初ゴールを決めた。

 ホームで3失点を喫したBATEは前半28分、右サイドからMFアリャクセイ・リアスが上げたクロスをゴール前に走り込んだMFミルコ・イバニッチがヘッドで合わせ、1-3。ここまでほとんどチャンスがなかったBATEがワンチャンスをいかして1点を返した。対するアーセナルは43分、再びホールディングがウォルコットの左CKからこぼれたボールに反応。左足を振り抜いたが惜しくも左ポストを叩いた。

 3-1で後半を迎えたアーセナルは3分、FKからムスタフィがMFスタニスラウ・ドラフンにユニフォームを引っ張られ、PKを獲得。キッカーのジルが冷静にゴール左隅に蹴り込み、4-1とリードを広げる。なお、ジルはこの得点でアーセナル通算100ゴール目となった。

 ホームの声援を受けて反撃を試みるBATEは、後半22分にDFマクシム・バラジコがPA左から折り返し、相手に当たってゴール前にこぼれたボールをイバニッチがヘディングシュート。GKダビド・オスピナが弾いたボールをMFミハイル・ゴルデイチュクが豪快に右足で押し込み、再び2点差とする。さらに26分、PA左からゴルデイチュクが体勢を崩しながらも中央へ送り、バラジコがフリーで右足を振り抜いたが、絶好のチャンスをものにできなかった。

 押し込まれる時間が長くなってきたアーセナルだが、後半34分にネルソンを下げてMFマーカス・アジェイ・タビ(18)、44分にウィロックに代えてFWエドワード・エヌケティア(18)を投入する余裕をみせ、4-2で勝利。終盤は猛攻を受けたが何とか逃げ切った。

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