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「全員メッシのレベルにあれば…」アルゼンチン指揮官、エースを称賛しつつ予選突破に自信

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アルゼンチンは敵地でエクアドル戦を行う

 アルゼンチン代表のホルヘ・サンパオリ監督は、改めてFWリオネル・メッシを「信じられないほど素晴らしい」と称賛。ロシアW杯出場権獲得に自信を見せた。

 W杯南米予選は、ブラジルがすでに首位で突破を決めており、残りの3.5枠を6チームが争う大混戦に。2位のウルグアイ(勝ち点28)、3位チリ(同26)、4位コロンビア(同26)、5位ペルー(同25)、6位アルゼンチン(同25)、7位パラグアイ(同24)に突破の可能性が残されている。

 次節、ウルグアイは敗退が決定しているボリビアと、チリは首位ブラジル、コロンビアとペルーは直接対決を迎える。前節ホームでペルーと引き分けてプレーオフ圏外の6位に転落したアルゼンチンは、エクアドルとアウェーで対戦。この試合で敗れると敗退が決定、引き分けでも他試合の結果次第ではプレーオフにも進めない可能性があるなど、前回大会準優勝国は崖っぷちに立たされている。

 世界屈指の攻撃陣を誇るアルゼンチンだが、ここまで予選17試合で16ゴールと得点力不足に悩まされ、メディア等から批判にさらされている。5度のバロンドール受賞などクラブでは輝かしい成績を収めてきたメッシも、9試合で4ゴール(内PK2本)と、チーム同様真価を発揮しているとは言い難い状況。さらに予選最後のゴールは3月と、サンパオリ監督就任後はゴールを決められていない。

 しかし57歳の指揮官は、30歳主将のプレーは「信じられないほど素晴らしい」と称賛。そしてチームメイトも同じレベルに到達できると話している。

「ここ3試合、素晴らしいレベルのメッシを指揮した。献身的でプレスにもよく参加していた。もし全員がメッシのレベルにあれば、試合を快適に進められるだろう」

 そして、最終戦は内容よりも結果にこだわるとし、アルゼンチンはロシア行きに値すると自信を見せた。

「この状況においては、勝利に値しようがしまいが、結果が出ればそれで幸せだ。予選を突破できることを願っている。数字上では、アルゼンチンはそれに値する」

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