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酒井高徳に独メディアは高評価「密かにベッケンバウアー流のパスを身につけた」

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ハンブルガーSVのDF酒井高徳

 ハンブルガーSV(HSV)は26日に行われたブンデスリーガ第13節でホッフェンハイムに3-0で快勝。現地メディアではこの一戦でフル出場を果たした主将、DF酒井高徳のパフォーマンスが高い評価を得た。

 ホッフェンハイムをホームに迎えたHSVは序盤に相手DFのオウンゴールで先制すると、後半76分にはMFフィリップ・コスティッチが直接FKを決めて、リードを2点に広げる。そして、88分にはMFギデオン・ユングが自身リーグ戦初ゴールを挙げ、勝敗は決した。

 そんな中、酒井は最近4試合と同様、中盤でプレー。ドイツ誌『キッカー』ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたコスティッチに次ぎ、ユングやDFキリアコス・パパドプロスと並ぶチーム2位タイ「2」との評価が与えられている。

 寸評は記されていないが、「HSVの中盤は非常にアグレッシブに臨み、特に(ケレム・)デミルバイや(セルジュ・)ニャブリにプレッシャーを軽減するチャンスを与えなかった」と言及。相手のドイツ代表MFたちを自由にプレーさせなかったとした。

 またコスティッチ、相手OGを誘発したFWフィーテ・アルプを「1」と絶賛する地元の『ハンブルガー・アーベントブラット』では酒井のパフォーマンスに対する評価は「3」と及第点。寸評では「この一週間のトレーニングで密かにピッチ全体を渡るフランツ・ベッケンバウアー流のディアゴナルパスを身につけたに違いない」と正確なロングパスについて記された。

 一方、この試合ではFW伊藤達哉はベンチ入りするも出番が訪れず。トップチームのデビュー以降連続出場を維持していた若手ウイングだが、8試合目にはその記録がストップすることになった。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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