ミランのFWパトリック・クトローネが27日に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督について語った。29日、イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

　今夏大型補強に動いたミランだが、第14節終了時点で6勝6敗2分で7位と低迷。その責任をとってビンチェンツォ・モンテッラ前監督が退任し、ミランの下部組織を率いていたクラブOBのガットゥーゾ新監督に白羽の矢が立った。

　モンテッラ前監督のもとで今季開幕から活躍を重ねたクトローネは「最初はあまり出場機会に恵まれなかったが、モンテッラ前監督は僕を起用してくれた。その出場経験が僕に多くのことを与えてくれたし、今僕にはやることがたくさんある」と前指揮官への恩を語る。

　新指揮官については「小さな頃からミランのレジェンドであるガットゥーゾのような人物と仕事ができるのはとても光栄です」と喜びを語ったクトローネ。「新監督のもとでもピッチの上で結果を残していきたい」と19歳の若きストライカーはあふれ出る意欲を露わにした。