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独メディアはポット4の日本代表を警戒?世界王者にとって“厄介”なW杯組み合わせとは

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バヒド・ハリルホジッチ監督もモスクワの抽選会場に登場

 現地時間12月1日、2018FIFAロシア・ワールドカップのグループリーグ組み合わせ抽選会が行われる。出場各国で対戦相手の予想が加熱する中、ドイツメディアは、ポット4に日本が入った場合、「最も複雑な組み合わせ」になると伝えている。

 ブラジル大会で世界王者に輝いたドイツは、ロシア大会に向けた欧州予選を得失点「39」の10戦全勝と圧倒。FIFAランキングでも首位を走り、ブラジルやスペイン、フランスなどと並び優勝候補チームの一つと見られている。それでも、抽選会ではポット1のドイツにも避けたいグループの組み合わせがあるようだ。

『TZ』は、スペインやイングランド(ポット2)、デンマークやスウェーデン(ポット3)、セルビア、ナイジェリア、オーストラリア(ポット4)をそれぞれのポットの難敵としている。しかし、グループに関してはスペイン、チュニジア、日本が同居するグループを「最もハードな組み合わせ」として紹介している。

『ライニシェ・ポスト』は「最も複雑な組み合わせ」として、スペイン、コスタリカ、オーストラリア、又はイングランド、エジプト、日本、という2パターンを挙げている。一方で最良のシナリオは、ペルー、イラン、パナマ、又はクロアチア、セネガル、サウジアラビアと同組になるケースだという。

 また『シュポルト1』は、ドイツの相手はスペイン、チュニジア、日本になると抽選結果を予想。だが、「ドイツは例えば、ペルーやセネガル、サウジアラビアと同組になった方が楽になるだろう」とも言及している。

 レギュレーション上、同一連盟の2カ国が同じグループに入れるのは、ヨーロッパのみ。ドイツメディアは、10月に発表されたFIFAランキングに基づき、ポット2となったスペインやイングランドとグループリーグで当たる可能性を最も懸念している模様だ。

 なお、ポット4の難しい相手として日本を見ていることに関しては、それぞれのメディアで明確な理由を述べていない。それでも、複数の日本代表選手がブンデスリーガでプレーしていることや、2004年と2006年に行われた親善試合2戦の対戦歴(ドイツが1勝1分け)しかないことも、このような見方につながったのかもしれない。

●2018W杯ロシア大会特集ページ
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