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「俊さんに怒られるから」川又、2試合連続で得点演出も戦々恐々?

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途中出場で先制点に絡んだFW川又堅碁

[12.12 E-1選手権 日本2-1中国 味スタ]

 再び試合の流れを変えた。2試合連続の途中出場となった日本代表FW川又堅碁(磐田)はスコアレスで迎えた後半30分からセンターフォワードの位置でプレー。最前線でフィジカルの強さを示し、ポストプレーで攻撃の起点になると、先制点を呼び込んだ。

 後半39分、PA内でボールを受けた川又が左足を振り抜くと、相手選手に当たったこぼれ球に詰めた小林がゴールネットを揺らした。9日の北朝鮮戦(1-0)でも左クロスから劇的な決勝点を演出した川又。2試合連続で得点に絡み、勝利に貢献したが、ストライカーとして満足するわけにはいかず、「チームとして結果が出ているからうれしいけど、(個人の)結果が出てねえ」と本音も漏らした。

 15年8月に中国で行われた東アジア杯以来、約2年4か月ぶりの代表復帰。今回はFW杉本健勇(C大阪)の負傷を受けての追加招集だったが、限られた出場時間で存在感を見せつけている。「追加やけどそんなの関係ない。呼ばれたら呼ばれたで代表。最初はギャグで『追加の川又でーす』って言っていたけど、ギャグやから。来たからには関係ない」。冗談交じりにそう話したが、強い覚悟を持ってピッチに立っている。

 ゴールは欲しいが、チームとして優勝することが最大の目標だ。2連勝の日本は16日の韓国戦で引き分け以上なら2大会ぶり2度目の優勝が決まる。「得点もだけど、優勝のチャンスがあるので。本当は決めたいけど、ゴールを決めなくてもチームに勝利をもたらせるような守備でもいいし、空中戦のヘディングでも何でもいい。優勝を決定づけるようなことをしたい」。チームの勝利を最優先に考え、フォアザチームを強調した。

 サービス精神から“舌好調”の川又は、報道陣から「ロシアW杯のサバイバルに生き残るためには?」と質問されると、「俺がそんなこと発言したら俊さん(中村俊輔)に怒られるから。俊さんに毎日『もっと練習しろ』って言われるんだから。愛があるんだけどね」とニヤリ。磐田のエピソードトークで笑わせ、最後までミックスゾーンに残ってメディアに対応した。

(取材・文 佐藤亜希子)

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