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[MOM503]筑波大FW北川柊斗(4年)_鉄壁破る先制点で初戦突破の勢いつける

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FW北川柊斗が先制点でチームに勢いを与えた

[12.16 全日本大学選手権2回戦 筑波大2-1常葉大学浜松キャンパス 夢の島]

 連覇を狙う前回王者・筑波大は16日に初戦を迎えた。しかし関東大学リーグ得点王のFW中野誠也(4年=磐田U-18/磐田内定)と負傷から復帰したばかりのリーグMVP・MF戸嶋祥郎(4年=市立浦和高/新潟内定)はベンチスタート。加えて、MF三笘薫(2年=川崎F U-18)もU-20日本代表に選出されて不在の中、FW北川柊斗(4年=名古屋U18/山形内定)が先制点で初戦突破に貢献した。

 東海リーグで22試合14失点とリーグ最少失点の常葉大浜松に拮抗しつつ、序盤から北川がチャンスをつくる。前半9分、MF松村遼(4年=國學院久我山高)のカットからボールを受けた北川はPA左に進入。そのまま右足シュートを放つが、惜しくもサイドネットにはずれた。

 すると、前半20分に北川が堅守を打ち破る。中盤のMF西澤健太(3年=清水ユース)のスルーパスを受けたMF松村遼(4年=國學院久我山高)がPA左から折り返し、相手DFの隙を突いた北川が右足でプッシュ。「今季リーグ戦でもなかなかない」と北川も認める鮮やかな攻撃で、鉄壁を誇る常葉大浜松から価値ある得点を奪った。

 最前線で攻守に走り続けた北川は後半32分に途中交代。試合は同36分に途中出場の戸嶋が追加点を決め、直後に1失点を食らうも筑波大が2-1で逃げ切った。全力疾走で勝利に貢献した北川に、小井土正亮監督も「前線からの守備も頑張ってくれたし、キャプテンとしてチームを引っ張ってくれた」と労をねぎらう。また常葉大浜松の澤登正朗監督は「得点するっていうクオリティの部分。そのレベルの高さは明らかに違った」と称賛の言葉を口にしていた。

 先制点には手応えを感じつつも「そこから追加点がとれれば、もっと楽な展開になれたんですけど」と満足はしない北川。「向こうも東海リーグ最少失点ということで、守備の戻りも早くて硬かったので。なかなか決められなかったことで難しいゲームにしてしまったのかと思います」と試合を振り返った。

 大学生活最後の大会として臨むインカレでは優勝を狙いつつも、自身の目標は「もちろん得点王」と言及。前回大会の4得点を念頭に「4試合で5得点を狙います」と宣言した。初戦で1得点できたことについては「まだまだ甘いな、と思いました」と満足はせず。「5本のシュートを打ったので、2、3点は取りたかった」と得点への貪欲さを露わにしていた。

(取材・文 石川祐介)
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