[12.16 リーグ1第18節 モンペリエ1-3メス]

　リーグ1は16日に第18節を行い、日本代表GK川島永嗣所属のメスは敵地でモンペリエと対戦し、3ー1で勝利。メスはリーグ戦12試合ぶりに勝利を収めた。川島はリーグ戦4試合連続でフル出場。自らの出場試合で今季初勝利を手にした。

　メスは前半20分に先制を許す。中盤から長めのスルーパスに反応したDFジェローム・ルシヨンがPA左に進入して左足シュート。川島は身を投げ出してセーブを試みるも防ぎ切れず、0-1と幸先の悪いスタートになる。

　しかし前半28分、MFルノー・コアドがPA手前にこぼれてきたボールを右足で一閃すると、低い弾道はゴール右に吸い込まれて同点に成功。前半を1-1で折り返す。川島は安定感あるセービングでゴールを守ると、後半33分にはMFエルイェス・シキリのミドルをパンチングではじき返した。

　すると、川島の奮闘に攻撃陣が応える。後半39分、中盤からのFKを相手GKがはじいたところにゴール前のFWイブラヒマ・ニアンが拾ってPA左から折り返す。FWエマヌエル・リビエールが反応して押し込み、2-1と逆転に成功した。

　後半終了間際にはニアンが最終ラインから独走してDFニコラス・バシンにパスを送ると、バシンは左足でゴール右に蹴り込んだ。試合は3-1でメスが勝利。いまだ最下位に変わりはないが、暫定で勝ち点差は「7」に縮まった。

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