[12.9 リーグ1第17節 メス1-1レンヌ]

　リーグ1は9日に第17節を行い、日本代表GK川島永嗣所属のメスはホームでレンヌと対戦し、1ー1でドロー。川島は3試合連続でフル出場した。メスは先制に成功したが守り切れず、後半42分に追いつかれて今季2勝目はお預けとなった。

　前半11分にメスは猛攻を浴びるが、相手のシュートはクロスバーに当たって川島がしっかりとキャッチ。すると、メスは前半41分に8試合ぶりに先制に成功。1-0で折り返した後半11分には、左サイドからのFKをDFファル・ディアニェが頭で押し込むが、オフサイドでノーゴールの判定となった。

　逃げ切れば11試合ぶりの今季2勝目となるメスだが、残り5分を切った後半42分に悲劇が襲う。左サイドのDFフェトゥ・マウアサが鋭いクロスを上げ、ニアに詰めたFWエンドンベ・ムベレが素早く合わせてゴールに突き刺した。1-1で試合は終了となり、メスは4試合ぶりに勝ち点1を得たものの最下位は変わらず。19位のアンジェとの勝ち点10差は縮まらなかった。

　GKトマ・ディディヨンと正GKの座を争っている川島は今季17試合中9試合に出場。フレデリック・アンツ監督は今節に先発するGKが正守護神になると明言していたが、8日のフランス『リパブリカン・ロラン』によると「川島はレンヌ戦に先発させるが、ローテーションはクリスマスまで続けるだろう」と語っており、川島のポジション争いは今月いっぱいまで続くことになった。

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