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モウリーニョが判定に不満、吉田麻也のハンドを主張「明らかにPK」

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ジョゼ・モウリーニョ監督が判定に不満

 マンチェスター・ユナイテッドは30日、プレミアリーグ第21節サウサンプトンと対戦し、スコアレスドローに終わった。ジョゼ・モウリーニョ監督は、PKが見逃されたと判定に不満を示した。クラブ公式サイトが伝えている。

 リーグ戦2戦連続ドローで首位マンチェスター・シティ(勝ち点58)と勝ち点15差を付けられた2位のユナイテッド。ホームで勝って新年を迎えたいところだったが、開始8分に脳震盪の疑いがあったFWロメル・ルカクが負傷退場。その後は一進一退の攻防が続いたが、最後のところで精度を欠き、勝ち点1を分け合う結果に終わった。

 試合後、モウリーニョ監督は「選手たちの姿勢、気持ちについては満足している。何の文句もない。大半の選手は、連戦の疲れもある中で非常に高い創造性を見せてくれた」と選手たちを評価。「チャンスを生かせず、クロスがゴール前に飛んだが決められなかった」と課題も残ったが、主審の一つの判定が試合結果に大きな影響を及ぼしたとモウリーニョ監督は分析する。

 その場面は前半32分、PA内のMFジェシー・リンガードが華麗なボールコントロールで浮かして相手をかわしにいった際、カバーに入ったサウサンプトンDF吉田麻也の腕にボールが当たった。しかし、クレイグ・ポーソン主審は笛を吹かず、ユナイテッドにPKは与えられなかった。

 主審の判定を尊重しつつも、モウリーニョ監督は「彼は素晴らしい審判で、欧州でも将来が楽しみな存在だけに、今日の判定は残念だ。そして、そのシーンが今日の試合のキーポイントの1つだった。明らかにPKが与えられるべき場面だった。0-0という結果で終わった以上、明らかなPKが与えられなかったのは特に重大なポイントだ」と不満を示した。

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