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ヤングの肘打ちを受けたタディッチ、試合中のやり取り明かす「何もしていないと言ってた」

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ヤングの肘打ちを受けたタディッチがやり取りを明かす

 イングランドのサッカー協会(FA)は、マンチェスター・ユナイテッドアシュリー・ヤングに対して、3試合の出場停止処分を課した。

 この裁定は、12月30日に行われたプレミアリーグ第21節ユナイテッド対サウサンプトンの一戦に起こったワンシーンによるもの。ヤングはセットプレーの際に、マークしていたドゥサン・タディッチの腹部に肘を入れていた。

 試合中は主審から警告を受けることはなかったヤングだが、試合後に暴力行為として問題視され、FAが映像をもとに3試合の出場停止処分を課す運びとなった。ヤングから肘打ちを受けたタディッチは、現地TV局の取材でその場面について振り返っている。

「肘を受けるとは思わなかった。その次のセットプレーで、ヤング本人に『なんでそんなことをしたんだ?』と聞いたんだよ。すると『いや、俺は何もしていない』と返してきた」

 タディッチは「いや、流れの中で押したのなら分かるんだが、肘は意図的だろう」とヤングに詰め寄ったが、本人に完全否定されたと述べている。

 サウサンプトンは第13節のエバートン戦以来、リーグ戦8試合で勝利から遠ざかっており、冬の移籍市場ではDFビルヒル・ファン・ダイクがリバプールに移籍するなど、戦力低下が懸念されている状況だ。

 この現状にタディッチは「きっとクラブはファン・ダイクの売却資金で冬に補強をしてくれるはずだ。それを願っている」と続け、後半戦での立て直しに向け気概を示している。

 サウサンプトンは第21節終了時点でリーグ13位。降格圏の18位とは勝ち点差2と、残留争いに巻き込まれている。

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