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森岡亮太が加入も…アンデルレヒト指揮官は不満「前線のオプションがなくなった」

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アンデルレヒトに移籍した森岡亮太

 アンデルレヒトを率いるハイン・バーゼブルック監督は、今冬のクラブの補強活動にあまり満足していないのかもしれない。ベルギー『Het Nieuwsblad』が報じた。

 アンデルレヒトは今冬、ベフェレンからMF森岡亮太リバプールからMFラザル・マルコビッチを獲得。森岡は10番として招かれ、マルコビッチも将来有望のアタッカーだが、指揮官は難しい表情を浮かべる。

 攻撃的な2選手を加えた一方で、中心選手であったソフィアン・アンニが、スパルタク・モスクワへ移籍。ビーゼブルック監督は「出したくなかった」と話し、こう続ける。

「前線で別のオプションを持つことができなくなってしまった。アンニはライン間で強さを見せられる選手だった。ベルギーでも屈指の選手だったんだけどね」

 そのアンニに代わり、やってきた森岡にも言及している。

「森岡は異なるタイプの選手だ。ライン間で素早いプレーができるが、ドリブルで入っていくことはない。すぐに起用することはできると思うが、馴染むのには時間がかかる」

 キャプテンマークを巻きながら退団報道が続いていたアンニには、ファンからブーイングも飛んでいたここ数試合。指揮官はその行為に理解しながらも、「応援すべきだった」と話す。森岡は偉大な前任者であり、元キャプテンを忘れさせるようなプレーができるだろうか。

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