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元国際審判員の名木氏がインドネシアの審判ダイレクターに就任

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ブラジルW杯のピッチに立った元国際審判員の名木利幸氏(左から2番目)

 元国際審判員の名木利幸氏がインドネシアの審判ダイレクターに就任した。日本サッカー協会(JFA)が発表している。

 JFAでは、アジアにおけるサッカー発展を目的として、アジア各地に指導者を派遣している。インドネシアの審判ダイレクターに就任した名木氏は、2014年ブラジルW杯を含む数々の国際大会で副審を務めてきた、日本を代表する元国際審判員。JFAを通じて以下のようにコメントしている。

「日本サッカー協会(JFA)は昨年12月、インドネシアサッカー協会(PSSI)とより強固で良好な関係を築き両国におけるサッカーの発展を目的とするパートナーシップ協定を締結しました。私は、インドネシアの審判技術の向上と審判育成を主なターゲットとして取り組みます。

 インドネシアの人口は2億3千万人を超え、世界第4位。サッカーは最も人気のあるスポーツで、国内では非常に注目を集めています。プロリーグも再編成され、今後さらに高まるサッカー熱に、なんとしても応えなければならないと考えています。インドネシアの国土は東西5000kmを超え、島も13000以上あります。カバーするエリアは大変広いですが、PSSIの皆さん、そしてチームとして時間をともに過ごす審判仲間と、与えられた環境の中でインドネシアサッカーの発展に貢献すべく日々努力と精進を重ねます。

 日本の皆さまにもぜひインドネシアのサッカーに興味を持って注目していただければ幸いです。最後に、このような素晴らしい挑戦をする機会を与えてくださったPSSIとJFAに感謝申し上げます」

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