就任以降無冠の続いていたマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、ついに初の栄冠を手にしている。

　25日に行われたカラバオ杯決勝でシティはアーセナルと対戦。18分にセルヒオ・アグエロが先制点に成功すると、その後もアーセナルを寄せ付けず、ヴァンサン・コンパニとダビド・シルバが追加点をマークして、3-0でシティが勝利した。

　シティに就任して初のトロフィーを掲げることに成功したグアルディオラ監督は「FAカップでの敗戦後に優勝できたことは非常に重要だ」と『スカイスポーツ』で歓喜。FAカップでウィガンに敗れはしたものの、プレミアリーグとチャンピオンズリーグで優勝のチャンスがある同指揮官はさらなるトロフィーの獲得を見据えている。

「(ウィガン戦では)45分を10対11で戦ったから哀れだった。FAカップは常に難しいトーナメントで、我々は良いプレーをしたが、次のラウンドに進出できなかった。でも今は、プレミアリーグで優勝するために多くの試合に勝つことにフォーカスを当て、チャンピオンズリーグでもベスト8にたどり着きたいと思っている」

　また、試合展開にも触れた同指揮官は「前半は簡単なパスをミスするなど、まったくもって良いものではなかった。しかし、後半は個々がより勇敢にプレーできたから非常に良いパフォーマンスになった。後半の出来は突出して素晴らしいものだった」と就任後初タイトルを勝ち取った選手たちを称賛している。

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