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2年連続トップ4陥落か…ベンゲル解任論再加熱も「退任について常に質問される」

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解任論が再加熱するアーセン・ベンゲル監督

 アーセナルの低迷を受け、再びアーセン・ベンゲル監督の解任論が高まりを見せている。4日、プレミアリーグ第29節が行われ、アーセナルはブライトンに1-2で敗戦。クラブの公式戦4連敗は2002年以来となった。

 この敗戦により、リーグ優勝の可能性が消滅しただけではなく、4位トッテナムとの勝ち点は13差に広がり、トップ4入りも厳しい状況に陥った。「このような低迷は私のキャリアの中でも初めての出来事だ」。『スカイ』にそう話したベンゲルは「残りの試合数を考えても、ここからトップ4に入るのは非常に難しくなってしまった」とトップ4入りが難しい現状を認めた。

「簡単ではない。しかし、私にはチームを立ち直らせるための十分な経験があるし、やる気もある。現時点で言えることは、今日はしっかり試合についていかなければならないのに、悪い時間帯でいくつかミスをしてしまったということだ」

 昨季は1995-96シーズン以来、21シーズンぶりのトップ4陥落。ベンゲル解任論が高まったが、2年連続となればサポーターが黙っているはずがない。試合では再び「ベンゲルアウト」と指揮官の解任を求めるバナーが掲げられた。

 自身への解任論を一蹴するベンゲルは「自分の仕事に集中しなければならない。こういう状況に置かれると、退任については常に質問されることになる」と慣れた様子。去就については「自分の仕事をこなし、チームにとって正しいと思うことをやるだけだ」と話すにとどめた。

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