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トルコで好調の長友佑都にセリエA復帰の可能性?サンプドリアとのトレード案が浮上

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サンプドリアへのトレード要員に挙がっているDF長友佑都

 ガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都について、イタリア紙『トゥット・スポルト』が15日、シーズン終了後にサンプドリアへ移籍する可能性を伝えている。

 長友は今冬、出場機会を求めて7年間在籍したインテルに別れを告げ、トルコを新天地に選んだ。シュペル・リガではすでに6試合出場。11日のコンヤスポル戦(2-1でガラタサライが勝利)では、2試合連続となるアシストを記録し、妻の平愛梨さんも雄たけびを上げた。トルコで輝きを取り戻した長友については、シーズン終了後のガラタサライ完全移籍が囁かれる中、新たな可能性も浮上している。

 長友の保有権を持つインテルは、来シーズンに向けてサンプドリアのMFデニス・プラートの獲得に興味を示している。23歳のベルギー人選手は現在、サンプドリアでウィングハーフを任されているが、古巣のアンデルレヒトではトップ下を務めていた経験を持つユーティリティープレーヤーであり、ルチアーノ・スパレッティにとって、大きな戦力となりうる。

 だがインテルはFFP(フィアイナンシャル・フェアプレー)の問題上、6月までの支出を抑える方針から、トレードでの取引を検討している。そこでプラートのトレード要員として、長友の名前が挙げられた。

 長友は今シーズン終了後、ガラタサライへのレンタル期間を終え、一旦、保有元のインテルに戻る予定となっているが、ミラノのクラブは、ユヴェントスとの契約期間を終えるサイドバックのMFクワドォー・アサモアの獲得を狙っており、日本代表DFは余剰要員となる可能性がある。このため18歳のFWアンドレア・ピナモンティら若手選手とともにジェノバのクラブへのトレード候補の1人とされる。

 なおサンプドリアは、昨夏にも長友の獲得に興味を示していたが、実現には至らなかった。今後の動向が注目されるところだ。

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