[3.27 キリンチャレンジ杯 日本1-2ウクライナ リエージュ]

　日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督はウクライナ戦の敗戦後、テレビのフラッシュインタビューに答え、淡々とした口調で「負けたけどマリ戦より良い試合だった」と述べた。

　主導権を握られる時間が長く、苦しい展開となった一戦。後半34分にMF中島翔哉、MF三竿健斗を一気に投入し、それを契機に決定機が次々と生まれた。「2～3回、得点のチャンスがあったが、良い形でつなげられなかった」。指揮官は悪かった時間帯よりも良かった時間帯に目を向け、強気なコメントを残した。

　1-1で引き分けたマリ戦に続き、今月のテストマッチ2試合は勝ちなしに終わった。「準備ができていたとは言いがたいが、次回集まる時には良い状態であるように」と苦言も。しかし、「多くの選手を見た。レギュラーで呼べなかった選手もいる。W杯の時にはもっと良い日本代表を見せられる」とポジティブな見解を示した。

　最後はサポーターへのメッセージを問われ、「決意と意欲を持ってW杯に準備していく。日本代表にとって大きな難しいチャレンジが待っているが、W杯に挑んでいくための準備をしたい」とあくまでも前を見据えていた。

---

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2018W杯ロシア大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2018W杯ロシア大会日程&TV放送