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ドルトムント、大規模な戦力整理の可能性が浮上…昨夏加入の選手も1シーズンで放出か

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ドイツ誌が今夏に最大9人が入れ替わる可能性を指摘

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、今夏に大幅に選手を入れ替えるかもしれない。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』は、同クラブが大規模な戦力整理に着手することを予想している。

 毎年のように主力選手たちの流出に悩まされてきたドルトムントだが、その穴を埋める新戦力の確保に失敗したことが今季はより明確に表れていると言われている。ブンデスリーガでは昨季の同時期と勝ち点では2ポイントしか変わらないものの、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では未勝利でグループリーグ敗退、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ではザルツブルクに敗れて敗退が決まった。

 ペーター・シュテーガー監督の下ではブンデスリーガ12試合負けなしを維持するも、下位チーム相手でも以前観衆を魅了していたような情熱がこもったサッカーは見せられず、白星の多くは辛勝だ。そして先日、相手はバイエルンとは言え、0-6と大敗を喫したことで、ついに今夏までの契約を結んでいたオーストリア人指揮官とは新契約に至らない可能性が報じられるようになったところだ。

 クラブはまた、監督に加えて複数の選手たちを手放すことを検討中とのこと。『シュポルト・ビルト』によると、とりわけMFゴンサロ・カストロやDFエリック・ドゥルムの放出が濃厚とされ、さらにDFソクラティス・パパスタソプロスやMFヌリ・サヒンを売却することも考えられるようだ。さらに昨夏に加わったばかりのDFジェレミー・トルヤンやFWアンドリー・ヤルモレンコも次期監督次第で放出候補になるかもしれない。

 半年の期限付きで加わっているFWミシー・バチュアイはチェルシーの今後の構想に入っていることから退団はほぼ決定と見られる一方、アレクサンダー・イサクに関してはレンタルに送り出される可能性が浮上している。なおGKロマン・バイデンフェラーはシーズン後の現役引退を表明しており、最大9人、既存メンバーのうち約三分の一が来季にはドルトムント選手ではなくなる可能性が伝えられている。

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