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ラストプレーでドラマ…町田がバブンスキーの劇的弾で熊本と土壇場ドロー、開幕からの無敗維持

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[4.8 J2第8節 町田2-2熊本 町田]

 J2リーグは8日、第8節を行った。町田市立陸上競技場ではFC町田ゼルビアロアッソ熊本が対戦し、2-2で引き分けた。町田は開幕からの無敗(4勝4分)をキープしている。

 ここまで無敗(4勝3分)の町田は前半22分、PA右でMF中村祐也がDFを背後に背負いながらターンし、マイナスに折り返す。これをFW戸高弘貴が左足で狙うが、ゴール右に外れてしまう。すると、24分に熊本が先制。相手のクリアボールをハーフェーライン付近からDF小谷祐喜がダイレクトで大きく蹴り出す。FW安柄俊が飛び出したGK高原寿康を胸トラップでかわし、落ち着いて先制ゴールを決めた。

 早い時間に追いつきたい町田は、後半7分に戸高のパスに反応したFW中島裕希がPA中央から左足ボレーを放つが、GK佐藤昭大の正面を突いた。10分にはアクシデント発生。ドリブルで縦に仕掛けた戸高が右腿裏あたりを痛め、FW杉森考起との交代を余儀なくされた。

 さらに町田は後半24分、MFロメロ・フランクに代えてMF森村昂太を投入。すると、28分に同点に追いつく。シュートコーナーの流れから右サイドのMF井上裕大がクロスを入れる。相手のクリアがファーサイドまで流れたが、フリーで待っていたDF深津康太が右足を振り抜くと、GK佐藤の手を弾いてゴール左隅に決まった。

 しかし、熊本がすぐさま勝ち越す。後半31分、左右に相手を揺さぶり、最後は左サイドからMF黒木晃平が上げたクロスをFW皆川佑介が打点の高いヘディングシュートを決め、2-1とした。杉森がスピードに乗ったドリブルで違いを見せる中、町田は後半34分にMF中村祐也を下げ、FWドリアン・バブンスキーをピッチに送り込む。

 対する熊本は後半38分にMF上原拓郎、40分にFW巻誠一郎を投入し、前線からの守備を強めた。試合はこのまま熊本勝利で終わると思われた。しかし、ラストプレーで町田が意地をみせる。後半アディショナルタイム4分、右サイドから森村が上げたクロスをバブンスキーが頭で押し込み、2-2。直後に試合終了のホイッスルが鳴り響いた。

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