日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が9日、バヒド・ハリルホジッチ監督の解任を発表した。これを受け、ハリルジャパンの常連だった日本代表DF長友佑都が自身のツイッター(@YutoNagatomo5)を更新し、約3年を共にした恩師に敬意を示した。

　ロシアW杯のアジア最終予選は6勝2分2敗の勝ち点20で首位突破を果たし、6大会連続6回目のW杯出場を決めた。長友は「ハリルホジッチ監督。W杯出場が当たり前であるかのような風潮の中、日本をW杯へ導いてくれたことに感謝します。なかなか結果が出ず、苦しい時期を過ごしたけど、日本サッカーのための尽力に対して敬意を表します」と心からの感謝を示し、「メルシー、バヒド(ありがとうバヒド)」とフランス語で締めくくった。

　昨年11月の欧州遠征では、長らく日本代表を牽引してきたFW本田圭佑(パチューカ)、MF香川真司(ドルトムント)、FW岡崎慎司(レスター・シティ)の“ビッグ3”が落選。その状況でも、ハリルは「長友は我々にとっての誇りだ。本当に素晴らしい人間で、いつも結果、勝利に飢えている男だ」と称賛の言葉を送り、長友に絶対的な信頼を寄せていた。

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