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リバプールでブレイク中のサラー、元同僚トッティが語る“成功の要因”とは

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フランチェスコ・トッティ氏が元チームメイトのモハメド・サラーについて語った

 ローマの幹部を務めるフランチェスコ・トッティ氏は、元チームメイトであるエジプト代表FWモハメド・サラーリバプールで見せている快進撃に驚いているようだ。英『フォー・フォー・トゥー』が伝えた。

 2015年夏に期限付き移籍でローマに加入したサラーは、移籍初年度でセリエAに34試合出場し、14得点をマーク。同クラブのシーズン最優秀選手に選出され、完全移籍を果たした。翌2016-17シーズンも31試合15得点でチームに大きく貢献。今シーズン加入したリバプールでも、ここまでプレミアリーグ33試合で31得点を記録し、PFA年間最優秀選手賞を受賞した。

 かつてローマで2シーズン、サラーとプレーしたトッティ氏は、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝の対戦相手、そしてサラーが所属しているということでリバプールの試合をよく見ているという。そんな“ローマの王子”は、サラー躍進の秘密はユルゲン・クロップ監督によるものが大きいと話す。

「リバプールのデビューシーズンで、これほどの活躍を見せていることに、いくらか驚きを感じている。だけど一方では、チームの持つクオリティやクロップの存在を考えると、それも当然という気もする。クロップは世界でも最高峰の監督だからね。リバプールというチーム全体がサラ―のベストを引き出しているんだ」

 ローマは24日にアウェーで、5月2日にホームでリバプールと戦う。1984年の決勝戦ではPK戦の末に敗れ、2001年、2002年とリバプールに苦汁をなめさせられているローマだが、“因縁の相手”を破って決勝戦に駒を進めることができるだろうか。

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