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香川、10試合ぶりベンチ入りも出番なし…ドルトムントは2位浮上逃す

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久々にベンチ入りしたMF香川真司

[4.29 ブンデスリーガ第32節 ブレーメン1-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは29日、第32節3日目を行い、MF香川真司の所属する3位ドルトムントは敵地でブレーメンと対戦し、1-1で引き分けた。左足首の故障で離脱していた香川は2月10日のハンブルガーSV戦以来、10試合ぶりのベンチ入り。約2か月半ぶりとなる実戦復帰が期待されたが、最後まで出場機会は訪れなかった。

 ドルトムントは前半19分、DFウカシュ・ピシュチェクが折り返したボールをFWマキシミリアン・フィリップがシュート。DFに当たったこぼれ球をFWマルコ・ロイスが右足ダイレクトで振り抜き、ゴール左隅に突き刺した。

 ロイスの2戦連発となる今季6ゴール目で先制したドルトムントだったが、前半終了間際の45分、ブレーメンはゴール前混戦の中からMFマキシミリアン・エッゲシュタインがヘディングシュート。これはGKロマン・ビュルキが弾いたが、こぼれ球をMFトーマス・デラニーが頭で押し込み、1-1の同点に追いついた。

 2位シャルケが前日28日のボルシアMG戦で引き分けに終わったため、ドルトムントはこの試合に勝てば2位に浮上し、上位4チームに与えられる来季の欧州CL出場権もほぼ確実となる状況だった。後半は何度となくブレーメン陣内に攻め込み、チャンスをつくったものの、あと一歩のところでゴールを割れず。香川にも最後まで声はかからず、交代枠を一つ残したままタイムアップを迎えた。

 連勝を逃したドルトムントは勝ち点1を積み上げるにとどまり、2位浮上ならず、2位シャルケと勝ち点2差の3位のまま。4位ホッフェンハイムと勝ち点3差、5位レバークーゼンとは勝ち点4差で残り2試合となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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