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史上初の降格間近も…HSV主将・酒井高徳は残留を疑わず「まだチャンスはある」

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DF酒井高徳が「残留を信じている」と語っている

 ハンブルガーSVのDF酒井高徳が、地元メディア『ハンブルガー・モルゲンポスト』のインタビューに応じ、「残留を信じている」と語っている。

 残り1試合となったブンデスリーガで、降格圏の17位につけるHSV。残留のためには、最終節のボルシアMG戦での勝利が絶対条件、かつケルンと対戦するボルフスブルクが敗れることが必要になるなど、非常に厳しい状況に追い込まれている。

 前節はフランクフルト相手に0-3と完敗を喫したが、キャプテンの酒井はその試合のことを以下のように振り返っている。

「とても痛いですが、まだチャンスはあります。僕らには、最終節をホームで戦えるというアドバンテージがあります。3ポイントを得るために、すべてに打ち勝ちます」

「ゴール前での結果、最後の部分での決断とラストパスの精度が欠けていました。残念でしたが、次の試合ではすべての部分で改善しないといけません」

 また、伊藤達哉がネットを揺らすもオフサイドの判定でノーゴールとなったことについて「苦い判定だった」と言及。そして、最終節ではすでに降格が決定しているケルンを「信じる」とし、勝利を願っていると語っている。

「もちろん信じていますよ! ボルフスブルクに勝つチャンスは必ずあります。だけど、まずは自分たちのことを見ないと。僕らが3ポイントをとってからですね」

 ブンデスリーガが創設された1963-64シーズンから、一度も2部に降格したことがないHSV。55年間1部で戦う唯一のクラブは、奇跡の残留を勝ち取ることができるのだろうか。

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