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伊藤達哉、2ゴール演出で独メディアの評価は軒並みチーム最高タイ「この調子だとW杯も…」

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ハンブルガーSVのFW伊藤達哉

 ハンブルガーSV(HSV)は28日に行われたブンデスリーガ第32節でボルフスブルクと対戦し、アウェーで3-1の勝利を収めている。2ゴールを演出したFW伊藤達哉は各ドイツメディアでチームトップタイの評価を得た。

 HSVのクリスティアン・ティッツ監督は、この試合でも伊藤をキャプテンのDF酒井高徳らとともに先発起用。すると、左ウイングは43分にPKを獲得してFWボビー・ウッドによる先制弾を演出。さらにその直後にはMFルイス・ホルトビーがヘッドで流し込んだ絶妙なクロスを送り込み、初の“公式アシスト”を記録。シーズン序盤以来となるチームの連勝に大きく貢献し、残留に望みをつなぐ活躍を見せた。

 そのパフォーマンスを受けたドイツメディアはやはり85分までプレーした伊藤を高く評価。マッチレポートでは「日本人ドリブラーはボルフスブルクのDF陣を完全に狂わせた」などと絶賛する『ビルト』は、伊藤に得点者のウッドやホルトビーと並びチーム最高タイの「2」を与え、第32節のベストイレブンにも選出した。

 サッカー専門誌『キッカー』でも伊藤に対する評価は「2」となり、『ビルト』同様、ウッドとホルトビーとともにチーム最高タイに輝いた。ここでは、最近5試合で4ゴールを決めるなどティッツ監督の下で絶好調を維持するホルトビーがマン・オブ・ザ・マッチ、第32節のベストイレブンに選ばれている。

 また地元紙『ハンブルガー・アーベントブラット』では伊藤とホルトビーは最高点の「1」。伊藤のパフォーマンスについては「貴重なPKを獲得し、ホルトビーの頭へのクロスも成功。この20歳を見ていると、楽しくなる。この調子で続ければ、今夏のW杯でも見れるかもしれない」との寸評が記されている。

 なお酒井は『ビルト』では「4」、『キッカー』では「3.5」、『アーベントブラット』では「3」とつけられ、やや低めな評価となった。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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