ドイツ代表MFメスト・エジル(アーセナル)がロシアW杯に出場できない可能性が浮上している。現地紙『ビルト』などによると、2日に行われたオーストリア戦で負傷し、ここ4日間のトレーニングを中止。さらに背中の怪我も抱えているという。

　エジルはオーストリア戦の前半11分、自身のゴールでドイツの先制点を導いたが、悲劇はその後に訪れた。前半42分、相手選手との接触で膝を負傷。その後もピッチに立ち続けたが、パフォーマンスを落とし、後半21分に途中交代となった。

　結局、試合は1-2で敗戦。オーストリア相手の黒星は32年ぶりの屈辱となった。これまでのテストマッチは5戦連続勝ちなし。主軸を担う29歳のMFが不在となれば、前回王者はさらに窮地に立たされることになる。

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