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「考える守備」と「考えすぎない攻撃」原口の信条

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試合会場で最終調整するMF原口元気

 日本代表の西野朗監督が「出番のなかった選手を試したい」と語ったように、12日のパラグアイ戦では大幅にメンバーを入れ替えて臨むことが予想される。8日のスイス戦(0-2)に先発したMF原口元気(デュッセルドルフ)はが約1時間の非公開練習後に取材に応じ、「スタートからでも途中からでも、僕自身、自信を持てるプレーをしたい」と意気込みを語った。

「最後のリハーサルですし、チームとしても個人としても結果を出したい。しっかり自信を持ってコロンビア戦に向かえるような試合にするのが一番の目的だと思う」

 戦術的にはどんなテーマを持つべきか。「ポイントとしてはどう守るか。しっかり守りさえすれば攻撃は何とかなると思っている」。原口は強調する。そこにあるのは「守備は考えてもいいし、チームとして詰めないといけないところがたくさんあるけど、攻撃はまた別もの。あまり考えすぎずにいきたい」という思いだ。

 チームでの決め事が重要であり、練習すればするほどダイレクトに成果に結びつきやすいのが守備。短期間でチームをつくりあげなければならない今は、そこに力を傾注するのは必然だと考えている。

 一方で個人として違いを見せる必要があると考えているのが攻撃面。「この2試合、点を取れていないけど、自分たちの力を信じてプレーしないといけないし、自分がボールを持ったら仕掛けないといけない。前の選手は何かを創り出さないといけない」。W杯前最後の国際親善試合。原口は必死にプレーすることを誓っている。

(取材・文 矢内由美子)

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