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対戦国も予測困難…西野監督ニヤリ「コロンビアは捉えづらい日本を見ているのでは」

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指示を出す西野朗監督

[6.12 国際親善試合 日本4-2パラグアイ インスブルック]

 3バックへのシフトも頭にあった。試合の中で4-2-3-1から4-4-2にシステムを変える時間帯もあった日本代表だが、西野朗監督は試合終盤に3バックへのシステム変更も準備していたことを明かした。

「パラグアイには、リードされるとパワープレーを必ず仕掛けてくるチームスタイルがある」。前半32分に先制を許しながら後半6分、18分の連続ゴールで逆転。後半32分には3-1とリードを2点に広げていた。

「(パラグアイの)ベンチを見ていたが、そういう形に入ってこなかったので、そのまま続けたが、最終ラインに1枚入れることも考えていた。残り10分でも、3-1の状況で逃げ切る、安定させる。5バックになったとしても、最終ラインに1枚入れる考えも持っていた」

 パラグアイがそうした対応を取らなかったため、交代カードを1枚残したままタイムアップを迎えたが、W杯本大会を見据え、試したかったオプションでもあった。「本大会になってもそういうケースはある。向こうが動いてこなかったので、そのまま続けたが、そういう併用は考えている。4バックで今日結果が出たからではなく、常に状況を考えた中で持っておきたいオプションの一つ」と、試合の中で4バックと3バックを使い分けるプランは常に持っている。

 当然、ライバル国は日本の試合を偵察し、分析してくるが、この3試合でシステムもメンバーも大きく変わった中で、相手にとっては読みにくい状況も生み出した。「テストのための3試合で、システムもキャスティングも変えている。スイス戦からガラッと代わったメンバーを見て、どう捉えたか。コロンビアとすれば、捉えづらい日本を見ているのではないかと思う」。ニヤリとほくそ笑むのは、思惑どおりに進んでいるとの手応えがあるからか。

「まったく出していないものも当然ある。コロンビア戦に向けてオープンにできる部分と、出したくない部分がある。こういう厳しい試合の中でトライしたい気持ちはもちろんあるが、リスタートを含めて、それはこれからチーム内で詰めていきたい」。最終準備はベースキャンプ地のカザンに入ってから。西野監督は「代表選手は劇的に変わる瞬間がある。ステップアップしている感じが取れている中での今日の勝利。コロンビア戦に対して、また違う成長の角度が感じられるかもしれないし、それを求めていきたい」と語った。

(取材・文 西山紘平)

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