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守備のスイッチ入れた岡崎、“急造カルテット”は「一つのヒントになったと思う」

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約9か月ぶりに先発したFW岡崎慎司

[6.12 国際親善試合 日本4-2パラグアイ インスブルック]

 最前線で守備のスイッチを入れた。昨年9月5日のW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦以来、約9か月ぶりの先発出場を果たした日本代表FW岡崎慎司(レスター・シティ)は1トップの位置に入ると、守備時はトップ下のMF香川真司と2トップ気味に並び、前線から粘り強くプレッシングをかけ、コースを限定した。

 西野朗監督も「ファーストディフェンダーに入る岡崎と香川の2人が良いコンビネーションで、方向付けのチェイシングやプレスのタイミングが前半から良かった。ロングボールを引き出すチェイシングができていた」と評価したが、岡崎は両サイドのFW武藤嘉紀、MF乾貴士を含めた4人がうまく連動できたことで、チーム全体の良いディフェンスにつながったとの手応えを口にした。

「サイドの武藤、(乾)貴士も付いてきてくれるから、後ろも行くときか行かないときかが分かりやすかったと思う。今日の前線はチームでもそういうスタイルでやっている4人が並んでいたのかなと思う」

 その中でも岡崎について西野監督は「ディフェンスに対する意識としては、自チームで精度の高い中でやっていることもあり、ハッキリとした方向付けができるから、そこからプレスをかけられる」と指摘。所属クラブでのプレーをうまく代表に生かし、“急造カルテット”ながら息の合った守備のコンビネーションを見せた。

「一つのヒントにはなったと思う」と話す岡崎だが、W杯本大会ではそう簡単にいかないことも分かっている。「前回のW杯で言えば、コートジボワールはヤヤ・トゥレとかボランチが余裕でボールを持っていて、だれが(プレッシャーに)行くのかとなって、対処が難しかった」と4年前を回想。「一つのベースができたので、これからはコロンビアを徹底的に分析して、それを頭に入れた中で守備の行き方をチームとして整理しないといけない」と力を込めた。

「最高の勝利ではないと思う。これがベース。最低限やらないといけないものは全員が出せた」。後半29分に交代するまで74分間プレーした。ケガでシーズン終盤を欠場していた岡崎は負傷前もレスターでは出場時間が限られていたこともあり、これだけ長い時間プレーできたのは今年1月までさかのぼる。

 コンディションは少しずつ上がってきている。「いい感じでは来ている。ロシアに行けば、もっと走れると思う。いつも高地は苦手なので」。標高約1200mのゼーフェルトでトレーニングを続けてきた岡崎はそう冗談交じりに苦笑いすると、「もっと良くなるというポジティブな気持ちを持って(ロシアに)行きたい」と前を見据えた。

(取材・文 西山紘平)

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