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W杯直前で負傷のムバッペが無事を強調…憧れのジダンがつけた10番には「いつも夢見ていた」

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ピッチに倒れ込む姿が目撃されていたフランス代表FWキリアン・ムバッペ

 フランス代表FWキリアン・ムバッペが、ケガの状態について言及した。

 今夏のロシアW杯では10番を任され、国民の期待を背負うムバッペ。しかし、12日のトレーニング中にDFアディル・ラミと接触した際に左足首を負傷。そのまま当日の練習を切り上げており、W杯出場に大きな心配の声が挙がっていた。

負傷から一夜明けた13日、会見に臨んだムバッペは負傷について、「彼が削ったのは右足首ではないし、僕は100%大丈夫だ」と問題がないことを強調している。

「あの時は確かに彼が少し遅れてきたが、別に責められるほどのことではない。誰かが死んだわけではないんだ。だからすぐにSNSで事態の収拾に努めたよ。それに、あの時だってトレーニングを続けるつもりでいたんだ。でも、少し良くない音がして、僕の脚が室内に行くように言ったんだ。それで練習を切り上げただけだ」

 また、FWアントワーヌ・グリーズマンとFWウスマン・デンベレとの連携について「僕たちはそれぞれを尊重し、ともにプレーすることを望んでいる選手同士だ。成功を収めるために協力して、エゴを上手くコントロールする必要がある」とコメント。「それに前線だけではなく、守備陣も重要だ。W杯のような大会では、チームの一体化が求められている。僕たちは組織として戦うことを望んでいる」とチームとして戦いたいと語った。

 今大会の優勝候補の一角にフランスが推されることについては、「全てを勝ち取った選手やこのような大会を知っている選手がいるスペイン、ブラジル、ドイツの3チームが僕たちを少しリードしている」と3チームを中心に優勝争いが展開されると予想。そして、そのあとに続くチームとして「ベルギーは良い大会を送れると思う。そして僕たちにだってチャンスがある。とても拮抗した状態だと思う」と展望について話した。

 最後に、数々の偉大な選手が着用した10番を背負うことに関して19歳FWは「子供のころから彼(ジネディーヌ・ジダン)を見てきて、この番号を背負うことをいつも夢見ていた。フランスにとって歴史的に重要な番号であることも知っているけれど、僕自身のスタイルを変えるつもりは一切ない」と今まで通りのプレーを続けたいと主張した。

 フランスは、16日にオーストラリアとのワールドカップ初戦を迎え、21日にペルー、26日にデンマークと対戦する。
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