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カペッロが見たロシアW杯のC・ロナウド、メッシ、ネイマール…初戦を終えて分析

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ファビオ・カペッロ氏の分析

 72歳を迎えたイタリア人指揮官ファビオ・カペッロ氏が18日、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組『ラディオ・アンキオ・スポルト』に出演し、ロシア・ワールドカップに出場する三大スター、FWクリスティアーノ・ロナウドやFWリオネル・メッシ、FWネイマールについて見解を示した。

 過去にイングランド代表やロシア代表を率いてW杯に挑んだ経験を持つ名将は、まずポルトガル代表のC・ロナウドについて印象を語った。

「チャンピオンズリーグ決勝の後、ロナウドはとても怒りを感じているように見えた。バロンドールを逃すかもしれないと感じたからだろう。だが今、彼は最高のコンディションで登場した。そしてポルトガルも彼を最大限に生かさなければならないと理解している。現段階において、彼は世界でナンバー1のセンターフォワードなのだから」

 続いてカペッロ氏は、アルゼンチン代表のメッシへ視線を向けた。初戦のアイスランド戦では、PKを失敗した影響もあり、1-1の引き分けに終わっている。

「アルゼンチンはやや複雑になり、メッシはバルセロナのようなプレーを見せることができなかった。アルゼンチンには、バルセロナのようにクオリティのある中盤の選手がいない。あまりにも遅すぎるし、簡単に予測できてしまう。PKに失敗した後、メッシに点を取らせようとしたのも間違いだ。レオは最高のコンディションには見えなかったが、これからを待ってみよう」

 最後にイタリア人指揮官は、ケガからの復帰を経てW杯に臨んだブラジル代表のFWネイマールについて見解を示した。

「彼にはいつものギアチェンジの武器があるが、まだ試合数が少ない。足をまだ心配しているようにも見えた。いずれにせよブラジルは、相手を過少評価し、ゆとりを持ちすぎてピッチに上がってしまった。私はチッチを知っているが、彼の考えははっきりしている。チームが圧力をかけ続けることを要求しているが、1-0になってから足が止まってしまった。私が予想する優勝候補だけに、今のチーム状況には、少しがっかりしたよ」

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