日本代表MF柴崎岳の評価が高まっている。

　今季ヘタフェに加入した柴崎は、初のリーガ・エスパニョーラで22試合に出場したが、先発は12試合にとどまった。さらに左足中足骨の骨折で手術を行うなど、苦しいシーズンを過ごした。それでもロシアW杯の日本代表メンバーに招集されると、その鬱憤を晴らすような好パフォーマンスを披露している。

　中盤で主将MF長谷部誠とコンビを組む柴崎は、冷静なボールコントロールから正確なパスを供給。24日に行われたグループリーグ第2節セネガル戦では、ハーフェーライン付近からPA内のDF長友佑都にロングパスを通し、同点ゴールを起点となった。

　スペイン『マルカ』は、「W杯でガクが再評価されている」というタイトルの記事を掲載。「コロンビアとセネガルを相手にした柴崎は、中盤の真ん中でエンジン役となり、フットボールを作り出した。それはアジアのチームにとってのメトロノームのようだった。すでに彼にいくつかのオファーが届いているが、そのパフォーマンスは彼を再評価することになり、さらなるクラブの関心を呼ぶことになるだろう」と絶賛している。

　日本は28日にグループリーグ突破をかけて、すでに敗退が決まっているポーランドと対戦する。

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