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12年間のレーブ体制に終止符か…ドイツの再スタートに向けて「大きな変化が必要」

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ドイツがGL敗退となり、ヨアヒム・レーブ監督の去就に注目が集まる

 ドイツ代表ヨアヒム・レーブ監督は、W杯でのグループリーグ敗退という結果を受け、「大きな変化が必要」と訴えかけている。

 3試合ともに苦戦を強いられたドイツは最終節の韓国戦で劇的な失点を喫し、1938年大会以来の80年ぶりとなる予選敗退に。決定的な場面をつくれず、消極的なチームの姿勢には自国からの風当りも強くなっている。

 04年から代表のヘッドコーチを務め、ユルゲン・クリンスマン氏に代わって06年からは監督として12年間指揮してきたレーブ監督は「以前にもこういうことがあった。2004年のUEFA欧州選手権のグループステージで破れたときだ」と過去を振り返る。

「あのときは多くの変化が起こった。あれから14年経って、私たちはどんどん良くなっている。ここ10年で見れば、もっともコンスタントに結果を残しているチームといえるだろう。世界王者にもなった。だが今はこの敗退という非常に残念な結果をしっかり見つめ直し、正しい方向に向かわなければならない」

「変化が必要だ。大きな変化がね。そのことについてはしっかり話し合っていかなくてはならない。まだ結論を下すには早すぎる。もちろん話し合いは行っている。だが今回の敗退は、たった一つの要因だけで起こったわけではない」

「多くの要因が絡み合っているんだ。そしてそれを分析する責任が私にはある。この4週間で、チームのサッカーレベルをより高みにもっていくのが私の責任だったが、それはうまくいかなかった」。W杯から姿を消し、いち早く新たなスタートを切ったドイツは新たな変換点を迎えるのか。「少し時間が必要だ。話し合った後、結論を下したい」と余韻を残し、指揮官は自らの去就も含め、明言を避けている。

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