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ゲントFW久保裕也「シーズンを通して9番の位置で勝負したい」最前線でのプレーに意欲

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FW久保裕也が現地メディアに意気込みを語る

 ベルギーのジュピラーリーグで新シーズンに突入するFW久保裕也が、現地メディアに意気込みを示している。

 久保はこれまで複数の攻撃的ポジションを任されてきた。しかし、本人は最前線でのプレーに喜びを感じているようだ。ベルギー『voetbalkrant』は「久保はゲントの最前線で1年間勝負をするつもりだ」という見出しで、コメントを伝えている。

「プレーオフで監督から9番の位置を任され、モチベーションが上がった。自分はFWとして、ある程度相手を困らせる動きができていると思う」

「ベルギーでほとんどのチームが、長身のFWを前線に置いている。自分はそのような大きいタイプではないが、相手DFは小柄なFWとのマッチアップに慣れておらず、自分なりの持ち味を出すことが重要だと思っている」

 記事では「シーズンを通して9番の位置でプレーしたいと監督に直訴した。やはり毎試合ポジションを変えながらプレーするのは難しいので」と久保の言葉を紹介し、本人が前線のエースストライカーとして気概を示していることを強調した。

 久保は昨シーズン、リーグ戦37試合11ゴールの成績を残していた。しかし、期待されていたロシアW杯では、直前に恩師バヒド・ハリルホジッチ監督が更迭されたこともあり、西野朗体制ではまさかの構想外に。W杯のメンバー入りを逃した失意の久保だったが、ジュピラーリーグでエースとして躍進すべく、新シーズンに向けて並々ならぬ意欲を示している。

 今季のジュピラーリーグは現地時間7月27日に開幕戦を迎え、久保の所属するゲントはスタンダール・リエージュと戦う。

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