5月31日、日本代表の西野朗監督は、ロシアW杯に臨む23人の登録メンバーを発表した。この中には17-18シーズン、ベルギーのジュピラー・リーグで結果を残した森岡亮太、久保裕也が選ばれなかった。この点について、現地ベルギーメディアも大きく伝えている。

　ベルギー『HLN』は「リールセとスタンダールでプレーしたGKがロシアW杯へ」という内容で川島永嗣について報じた。

「リールセ、スタンダール・リエージュのゴールを守った川島永嗣(現メス)が23人に選ばれた。また、日本は国外で実績のあるベテランを多数選出している。その一方で、森岡亮太(アンデルレヒト)と久保裕也(ヘント)についてはリストに加えることをしなかった」

　またベルギー『DH』も「ベルギーでかつてプレーした川島が選ばれた一方、森岡と久保はW杯に挑む23人に入らなかった」と、ジュピラー・リーグで結果を残した2選手が選ばれなかったことを強調した。

　今季、ベフェレン/アンデルレヒトでプレーした森岡亮太は公式戦43試合15ゴール15アシスト、ヘントの久保裕也は公式戦42試合11ゴール2アシストと結果を残し、ベルギーでも高い評価を得ている。その自国リーグ所属選手がW杯メンバーに選ばれなかったことは、現地ベルギーメディアにとって驚きの内容だったようだ。

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