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チェルシーが開幕3連勝!武藤途中出場のニューカッスルは同点弾も及ばず

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先制点を挙げたエデン・アザール

[8.26 プレミアリーグ第3節 ニューカッスル1-2チェルシー]

 プレミアリーグは26日、第3節を行った。チェルシーは敵地で日本代表FW武藤嘉紀の所属するニューカッスルと対戦し、2-1で勝利した。ベンチスタートとなった武藤は、後半34分から途中出場した。

 前節アーセナルとのビッグロンドンダービーを制したチェルシーは、メンバーを2人変更。MFロス・バークリーとMFウィリアンに代え、MFエデン・アザールと新戦力MFマテオ・コバチッチが今季初スタメンとなった。対する1分1敗のニューカッスルは、カーディフ戦(0-0)から6人を入れ替え、MFキ・ソンヨンやFWサロモン・ロンドンらを先発起用。3年前にチェルシーのオファーを断った武藤は3試合連続でベンチスタートとなっている。

 チェルシーは前半、ポゼッション率79.3%、シュート8本(うち枠内1本)、パスは444本(ニューカッスルは106本)と圧倒したが、アザールが警戒されて激しく削られるなど、なかなか決定的なシーンを創出できない。前半36分、ドリブルでPA左へ進入したアザールが相手を引きつけて中央へラストパス。FWペドロ・ロドリゲスが左足を振り抜くが、GKにキャッチされて前半はスコアレスに終わった。

 後半5分、チェルシーはアザールが左サイドから中央へ切れ込んでPA右へパスを送る。これを受けたペドロがマイナスに折り返し、後方から走り込んだDFセサル・アスピリクエタが右足で狙ったが、GKの正面。チェルシーはテンポよくパスが回るものの、ロンドンをトップに残して9人が引いて守るニューカッスルを崩すことができない。

 攻めあぐねるチェルシーは後半20分、FWアルバロ・モラタに代えてFWオリビエ・ジルーを投入。さらに24分にはペドロに代えてウィリアンを送り込んだ。27分、コバチッチのパスを敵陣中央で受けたDFアントニオ・リュディガーが右足を一閃。強烈なブレ球シュートが枠内に飛んだが、惜しくもクロスバーを叩き、先制点とはならなかった。

 それでも絶好のチャンスが訪れる。後半31分、PA左で仕掛けたDFマルコス・アロンソが後方からDFファビアン・シェアに倒されてPKを獲得。キッカーのアザールが右足で左隅に沈め、ついに1-0と均衡が破れた。

 しかし、ニューカッスルが意地をみせる。後半38分、右サイドでジルに競り勝ったDFデアンドレ・イェドリンが鋭いクロスを送り、ニアに走り込んだFWホセルが頭で合わせ、1-1。試合を振り出しに戻す。

 だが、後半42分にPA左手前でFKを獲得したチェルシーが再びリードを奪う。キッカーのウィリアンが右足でクロスを入れ、PA右からジルが頭で中央に折り返すと、アロンソが右足シュート。これがイェドリンに当たってオウンゴールとなり、決勝点となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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