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“日本勢最後の砦”鹿島がホームで先勝し、初の4強へ前進

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先制点を決めて喜ぶMFレオ・シルバ

[8.28 ACL準々決勝第1戦 鹿島2-0天津権健 カシマ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は28日、準々決勝第1戦を行い、日本勢で唯一ベスト8まで勝ち上がった鹿島アントラーズはホームで天津権健(中国)と対戦し、2-0で先勝した。アウェーゴールも許さず、クラブ史上初の4強へ大きく前進した鹿島。第2戦は9月18日に天津のホームで行われる。

 鹿島は24日のJ1磐田戦(1-1)から先発5人を変更。MF遠藤康、MF三竿健斗、DF山本脩斗の3選手が公式戦2試合ぶり、DF安西幸輝が公式戦4試合ぶりの先発となったほか、DF内田篤人も7月28日のJ1G大阪戦(1-1)以来、約1か月ぶりの先発復帰を果たした。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤からボールを支配し、試合を優勢に進める鹿島だが、天津の粘り強いディフェンスの前になかなか決定機をつくれない。前半20分、左45度からのFKのチャンスでMFレオ・シルバがシュートを狙ったが、GKの正面。同34分には山本のマイナスの折り返しにフリーのFWセルジーニョが合わせるビッグチャンスも、左足のシュートは大きくクロスバーを越えてしまった。

 守勢の時間が続く天津だが、前半41分、左サイドで内田と対峙したMFワン・シャオロンが縦に突破し、ゴール前にクロス。FWヤン・シュがヘディングで合わせたが、わずかにゴール上へ外れた。前半アディショナルタイムにはFWアレシャンドレ・パトが個人技からフィニッシュに持ち込むもDFがブロック。前半はスコアレスで折り返した。

 均衡が破れたのは後半15分。相手クリアボールのこぼれ球を拾った山本が左サイドから右足でクロスを上げ、PA手前の遠藤が頭で落とす。これをPA内左のレオ・シルバが右足ダイレクトで叩き、ゴールに叩き込んだ。

 待望の先制点を奪った鹿島は一気に勢いづく。後半27分、PA手前からセルジーニョが左足を一閃。豪快なミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。今夏に加入したセルジーニョはこれが来日初ゴール。2-0とリードを広げた。

 天津は後半30分、パトが遠めの位置から直接FKを狙うが、鋭い弾道のキックもGKクォン・スンテがファインセーブ。鹿島は後半34分、FW鈴木優磨に代えてFW金森健志を投入すると、同38分に遠藤に代えてMF永木亮太、同43分にはセルジーニョに代えてMF土居聖真をピッチに送り込んだ。

 交代枠を使い切り、逃げ切り態勢に入った鹿島。後半45分、ヤン・シュの鋭いシュートもクォン・スンテが弾き出し、天津の反撃を最後まで跳ね返した。試合はそのまま2-0でタイムアップ。ホームでの第1戦を完封で制し、2点のアドバンテージを持って敵地に乗り込む。

(取材・文 西山紘平)

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