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新潟は愛媛とスコアレスドロー、連敗ストップで片渕監督「最低限のことはできた」

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[9.1 J2第31節 愛媛0-0新潟 ニンスタ]

 J2リーグは1日、第31節を各地で行った。ニンジニアスタジアムでは17位・愛媛FCと19位・アルビレックス新潟が対戦し、スコアレスドローに終わった。愛媛は2試合連続で引き分け、新潟は連敗を6で止めたが、7試合白星なし(1分6敗)となった。

 互いに残留に向けて勝ち点3が欲しい一戦。愛媛は前半10分、FW近藤貴司のパスを受けたFW藤本佳希が左サイドからカットインした右足ミドルを放つ。しかし、これはGKアレックス・ムラーリャに阻まれた。対する新潟は43分、左サイドからFW田中達也がクロスを送り、FW河田篤秀がバックステップを踏みながら頭で合わせたが、わずかに枠を外れた。

 スコアレスで迎えた後半11分、左サイドからDF渡邊泰基がクロスを供給。MF渡邉新太が競ってこぼれたボールを田中達が右足で狙うが、ゴール右に外れる。愛媛は30分、右サイドからクロスを上げた近藤がそのままPA内に走り込み、こぼれたボールに反応したが左足シュートは惜しくも枠を捉えきれず、0-0のまま試合を終えた。

 試合終了後のインタビューで愛媛の川井健太監督は、「得点を取って、勝ち点3が必要な試合だった。ただ、その中でもこういうゲームはシーズン通してあると思うので、しっかり後ろが耐えて、勝ち点1を取れたのは非常に価値のある勝ち点1になると思う」と、守備陣を称えた。

 連敗を止めた新潟の片渕浩一郎監督は、「最低限のことはできたと思う。ただこれを私たちは、もう一つ前に行かないといけない。今度は勝ち点3につなげることができるようにやっていきたい。1歩前に出れたので、これを弾みに2歩、3歩出れるようにしたい」と、次節・岐阜戦での勝利を誓った。

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