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「大阪も台風の被害があって…」 GK東口、“ホーム”吹田Sでの初陣に意気込み

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森保ジャパン初陣のゴールを守ることになりそうなGK東口順昭

 ゴールキーパー陣3人の中で唯一の紅白戦フル出場。ガンバ大阪GK東口順昭日本代表の正守護神に名乗りを挙げた。練習終了後には「何かを感じてもらえるようにしないとあかん」とホームで迎える初陣に向けて意気込んだ。

 日本代表は7日、北海道胆振東部地震の発生後、初めての公式練習を行った。35分+20分の変則タイム制で行われた紅白戦には全23選手が出場。東口は前半23分、MF伊東純也のゴールを喫したものの、強風の中でも終始安定したキャッチングを見せていた。

 そんな東口は試合後、被災地への想いを口にした。日本代表はこの日の練習後、集まった約200人のファンと記念撮影を実施し、人々からは笑顔と歓声があふれていた。

「やっぱり練習できることに感謝せなあかんし、周りのサポートがあって練習できることを理解せなあかんと思う。その中で見に来てくれるサポーターには、サッカーを通じて元気になってもらいたい。これからもっともっとサッカーを通じて勇気を与えていければ」。

 森保ジャパン初陣となるキリンチャレンジカップのコスタリカ戦はG大阪の本拠地であるパナソニック吹田スタジアムでの開催。「大阪も台風の被害があって、そういう中で試合ができるのはやりがいがあること。何かを感じてもらえるようにしないとあかん」と気合いを高めている。

 この日のプレー時間を見ると、先発出場が濃厚と思われるが、「アピールの試合が一つ減ったし、まずは出られるように」と落ち着きを維持。「もっとプレーの確実さを上げていきたい。攻撃の起点になれる機会を増やせるよう、キャッチしてすぐ展開するところをアピールしていきたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)

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