beacon

お見事メッシ!! いきなりハット!! バルサ、オランダ王者に4発圧勝

このエントリーをはてなブックマークに追加

バルセロナが白星スタートを切った

[9.18 欧州CLグループリーグ第1節 バルセロナ4-0PSV]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第1節1日目が18日に行われ、B組ではスペイン王者のバルセロナがオランダ王者のPSVをホームに迎えた。前半32分にFWリオネル・メッシの得点で先制したバルセロナは、後半29分にFWウスマン・デンベレ、同32分と同43分にメッシが加点して4-0の完封勝利を収めた。

 リーグ戦ではバルセロナが開幕4連勝(14得点3失点)、PSVが開幕5連勝(21得点3失点)とともに好調を維持して欧州CLの初戦を迎えた。

 序盤からボールを保持するバルセロナは前半11分、中盤で細かくパスを回して守備網を突破。右サイドに開いたFWルイス・スアレスのクロスにMFコウチーニョが飛び込んだものの、ヘディングシュートをジャストミートさせることはできず。同14分にはPSVがカウンターからゴールに迫るが、FWステファン・ベルフバインが右足から放ったシュートは枠を捉え切れなかった。

 その後もバルセロナが押し込む時間帯が続き、前半20分にはメッシの鋭いスルーパスからL・スアレスがPA内に侵入するも、シュートはゴール右に外れる。しかし同32分、中央突破を試みたFWウスマン・デンベレがPA手前でファウルを誘ってFKを得ると、キッカーを務めたメッシが狙いすました美しい軌道を描く直接FKを沈めてスコアを1-0とした。

 1-0とバルセロナがリードしたまま後半を迎えると、追加点を狙うバルセロナは同5分、MFセルヒオ・ブスケツの縦パスを左サイドで受けたメッシが中央に切れ込んで左足で狙うも、GKジュルーン・ズートの守備範囲に飛んでしまう。さらに同13分には左サイドから中央に持ち出したコウチーニョが鋭いシュートを枠内に飛ばすが、横っ飛びしたズートに弾き出された。

 1点のビハインドを背負うPSVはたびたびカウンターを発動させるが、後半17分に放ったDFアンヘリーニョの弾道の低いミドルシュートはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの正面を突き、同20分にPA内から放ったFWイルビング・ロサーノのシュートはDFジェラール・ピケにブロックされてしまい、なかなかネットを揺らせない。

 バルセロナは後半23分にスアレスが放ったループ気味のシュートがクロスバーを叩くなど追加点を奪えなかったものの、同29分にデンベレが個人技でネットを揺らす。コウチーニョから縦パスを受けると、巧みなターンで相手選手2人を置き去りに。ドリブルで前線に運ぶと、PA外から鮮やかな右足のシュートを突き刺してリードを2点差に広げた。

 さらに後半32分にはMFイバン・ラキティッチの浮き球のパスに反応してPA内に走り込んだメッシが左足ダイレクトで合わせてゴールを陥れ、スコアは3-0に。同34分にDFサムエル・ウムティティが2度目の警告を受けて退場となり、数的不利に陥ったバルセロナだったが、同43分にL・スアレスのスルーパスからPA内に侵入したメッシがハットトリックとなるゴールを右足で沈め、4-0の勝利を収めて白星スタートを切った。

 10月3日に行われる第2節でバルセロナはアウェーでトッテナム(イングランド)、PSVはホームでインテル(イタリア)と対戦する。

●チャンピオンズリーグ(CL)18-19特集
●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP