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町田がドローも暫定首位…徳島は異例の“タクシー分乗”での会場入りからウタカ弾で追いつく

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町田と徳島は1-1のドロー

[9.22 J2第34節 町田1-1徳島 町田]

 暫定2位のFC町田ゼルビアがホームで8位徳島ヴォルティスと1-1で引き分けた。前半アディショナルタイム1分にMF中村祐也がミドルシュートで先制点を奪ったが、後半25分に徳島のFWピーター・ウタカに同点弾を献上。3試合勝ちなし(2分1敗)となったものの、勝ち点61で並んだ松本を得失点差で上回り、暫定首位に浮上した。

 敵地に乗り込んだ徳島は、試合前に思わぬアクシデントに見舞われたようだ。中継の事前情報によると、連休中の渋滞に巻き込まれてチームバスが宿舎に到着できず、選手とスタッフが急きょ荷物を持ち、タクシーに分乗してのスタジアム入りになったという。

 立ち上がりからペースを握った町田はハーフタイム直前に先制。前半アディショナルタイム1分、中村がPA手前中央から右足でミドルシュートを放つと、DF井筒陸也に当たったボールがゴール左隅に吸い込まれ、今季2点目をマークした。

 町田は後半も開始から何度もゴールを襲うが、追加点を挙げることはできない。すると、後半25分に徳島が同点に追いつく。

 自陣左サイドから井筒がロングボールを供給。FWバラルが頭で落としたボールをウタカが受けてPA内左に持ち込み、素早い左足の振りからゴール右に流し込む。徳島に今夏加入したウタカは、新天地デビューから出場10試合目で今季6得点とした。

 終盤は互いに勝ち越しを目指してゴールに迫ったが、1-1のまま試合終了。徳島は連勝が4でストップした。次節は30日に開催され、町田はアウェーで讃岐、徳島はホームで甲府と対戦する。

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