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熊本は11年目の大ピンチ…千葉にホームで逆転負け、J2残留遠のく3連敗

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[10.7 J2第36節 熊本1-3千葉 えがおS]

 J2リーグは7日、第36節を各地で行い、自動降格圏の21位に沈むロアッソ熊本はホームでジェフユナイテッド千葉と対戦した。序盤にDF鈴木翔登のゴールで先制したが、終わってみれば3失点。1-3の敗戦で3連敗となり、J2残留に向けてさらなる窮地に立たされた。

 ホームの熊本は前節京都戦(●0-4)から先発4人を変更。DF植田龍仁朗、DF鈴木翔登、MF片山奨典、MF米原秀亮が入った。対する千葉も前節愛媛戦(●0-1)から4人を替え、DFゲリア、DFエベルト、MF熊谷アンドリュー、FW指宿洋史がスタメン入りを果たした。

 試合は立ち上がりに動いた。前半7分、熊本は左CKをMF中山雄登が蹴りこむとニアサイドで植田がヘディングでフリック。ファーサイドに走り込んだ鈴木が力強く頭で押し込み、先制に成功した。11試合ぶりの先発となった25歳DFが指揮官の期待に応えた。

 その後は拮抗した展開が続いたが、前半45分に試合が振り出しに戻る。千葉は中盤でのボールの蹴り合いからMF矢田旭がセカンドボールを拾い、左サイドで幅を取っていたFW船山貴之にパス。前を向いてドリブルをしかけてPA内に侵入し、DF小谷祐喜をかわして左足で流し込んだ。

 1-1で迎えた後半17分、千葉は矢田が右CKを蹴り込むと、PA内に攻撃参加していたDF近藤直也が力強いヘディングシュート。軌道上で待っていた船山の落としを近藤が流し込んでリードを奪う。さらに同18分には指宿がゴール左斜め前から右足で決め、わずか1分間で2点を勝ち越した。

 熊本は後半22分、小谷に代わってMF水野晃樹を投入。さらに同37分、かつて千葉で活躍したFW巻誠一郎、MF伊東俊を同時に起用し、勝ち越しに望みをかける。しかし、反撃に出ることはできず。Jリーグ加盟11年目の熊本は20位との勝ち点差6で変わらず、J2残留が厳しい状況となっている。

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