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メッシ精密同点弾も…バルセロナ、バレンシアと敵地ドローで首位陥落

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同点ゴールを決めたバルセロナFWリオネル・メッシ

[10.6 リーガ・エスパニョーラ第8節 バレンシア1-1バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラは7日、第8節を各地で行い、バルセロナは敵地のバレンシア戦に1-1で引き分けた。昨季は開幕から全勝を続けていたが、今季は4連勝スタートからの4試合勝ちなし(3分1敗)。セビージャに勝ち点で上回られ、首位から陥落した。

 欧州CLのトッテナム戦(○4-2)から中3日のバルセロナは前節ビルバオ戦(△1-1)から先発4人を変更。DFトマス・ベルメーレン、MFセルヒオ・ブスケツ、MFアルトゥール、FWリオネル・メッシがスタメンに復帰した。

 試合は早々に動いた。バレンシアは前半2分、左CKをMFダニエル・パレホが低い弾道で蹴り込むと、ゴール前で軌道に入ったDFジェラール・ピケがクリアミスして後逸。ボールはそのままファーに流れ、DFエセキエル・ガライがワンタッチで流し込んだ。

 次の決定機もバレンシア。前半6分、FWゴンサロ・ゲデスのポストプレーからMFケビン・ガメイロがつなぎ、FWミシー・バチュアイがミドルレンジから狙ったが、惜しくも枠を外れた。だが同12分、バレンシアは接触で膝を痛めたゲデスに代わってMFデニス・チェリシェフが入った。

 なかなかチャンスをつくれないバルセロナだったが、前半23分にエースが試合を振り出しに戻す。バレンシアの守備陣がゴール前を固める中、MFアルトゥール、MFフィリペ・コウチーニョとのワンツーで果敢に攻め込んだメッシが左足を一閃。コントロールショットでゴール右隅を撃ち抜いた。

 1-1で迎えた後半は5分、コウチーニョが得意のカットインシュートを狙ったがGKネトがセーブ。バレンシアがFWロドリゴ・モレノ、MFフランシス・コクランを次々に投入する中、バルセロナは先発メンバーで勝ち越しを狙いにいく。

 バルセロナは後半34分、MFセルヒオ・ブスケツのループパスを受け取ったメッシがPA内左から狙うも枠外。同39分、初めての交代でコウチーニョを下げてFWウスマン・デンベレを投入し、同43分にはDFラフィーニャを送り込んだが、最後まで均衡を破ることはできなかった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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