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ナイスゲームのパリSG対ナポリ、好采配みせた両指揮官は悲喜こもごも

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両指揮官が試合内容を振り返る

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第3節で、パリSGナポリは2-2のドローに終わった。

 試合は前半にナポリが勢いを掴み、MFホセ・カジェホンからFWロレンツォ・インシーニェのホットラインで先制に成功する。しかし、後半からパリSGが4バックから3バックに変更すると、その采配が的中。後半16分にはポジションを一列前に変更したDFトマ・ムニエのクロスからオウンゴールを誘発し、パリSGが1-1の同点に追いついた。

 ナポリは後半32分、MFファビアン・ルイスの左足シュートのこぼれ球をFWドリース・メルテンスが押し込んで、2-1とリードを広げる。接戦のまま後半アディショナルタイムに突入すると、パリSGはPA手前からMFアンヘル・ディ・マリアが芸術的ミドルを決め、試合は2-2で幕を閉じた。

 『フットボール・イタリア』は『スカイスポーツ』のインタビューを掲載。ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督は「ナポリがほぼ勝利した。内容には満足しているが…」と複雑な心境を明かしている。

「我々がほとんど勝利していた。内容には満足しているが、93分での失点には怒りと後悔がある。(次節のパリSG戦は)グループリーグ突破が決まる試合になるだろう。今度はホームでの再戦だから、私たちには大きなアドバンテージになるね」

「私はナポリで素晴らしい時間を過ごしていて、選手たちにも満足している」と新天地での順応を語る指揮官。R・マドリーでの愛弟子に痛恨の同点弾を浴びたことには「ディ・マリアのことは愛しているよ。彼が枠外にシュートしていれば、もっと幸せだったんだけどね」と皮肉交じりの冗談を飛ばした。

 一方、かろうじて勝ち点を手にしたパリSGのトーマス・トゥヘル監督は、「驚きはしない。長期間ともに戦っている選手が多く、カルロ・アンチェロッティ監督のようなトップレベルが率いているのだから」と対戦相手の実力を認める。

「我々は最初の15分間は好スタートを切った。しかしより複雑な形を取ろうとした結果、容易くボールを手放してしまった。彼らは長期間ともにプレーしたことで、質の高い戦術的なアプローチが取れる」

「後半開始からいくつか戦術を変更し、よりシンプルかつ迅速になるよう修正した。より強度を高くし、パスを多く、ハイプレスでボールを奪ってチャンスを増やしたことで、はるかに改善できたと思う」

「イタリアのチームは難しいんだ」とトゥヘル監督は本音を覗かせる。パリSGはリーグアンで開幕10連勝と敵なしだが、欧州の舞台となると圧倒的ではない。「イタリアやA・マドリーのようなスタイルは私たちは持ち合わせておらず、他の国のサッカー文化も参考にしないといけない。パリSGがイタリアのクラブと過去5試合勝利していないことは偶然ではない」と自戒を込めて語っている。

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