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[アンプティW杯]日本代表が萱島の決勝ゴールでコロンビア代表との延長戦を制して雪辱

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【2018アンプティサッカーW杯 メキシコ大会】(サンファンデロスラゴス)
日本 1-0コロンビア
(延長前半1-0)

 順位決定戦の1回戦の相手・コロンビア代表は、日本代表と同じグループリーグC組を首位で突破した強敵。グループリーグで対戦時は0-3で敗れた相手だ。
 ピッチは今大会の中で最悪のコンディションで、芝生が大きくめくれ、泥で足がとられる状態だった。そんな中、日本代表は前回の反省から、堅守速攻を軸にしながらも、できるだけ多彩に攻め込むことを確認して試合に臨んだ。
 前半8分すぎ、ピッチ中央付近から加藤誠の長い縦パスに天川隼輝が鋭く反応。相手DFと競って体勢を崩しながらシュートを放ったこともあり、ジャストミートせず、ゴールラインわずか手前でクリアされ、先制はならなかった。
 同13分過ぎからは再三ゴール前でシュートを浴びたが、普段はFWの位置にいる川西健太が最終ラインに下がり、危険なスペースを消してピンチの芽を最小限に食い止めた。
 後半終了間際には、自陣からエンヒッキ松茂良ジアスが直接ゴールを狙い、ゴールの枠をとらえたが、相手GKのファインセーブにあい、得点はならず、延長戦に突入した。
 均衡が破れたのは延長前半6分、エンヒッキのコーナーキックは相手に一度奪われたが、中途半端になったクリアボールを萱島比呂がを逃さず、シュート。待望の先制点が生まれた。その後も、ぬかるんだピッチに足を取られながらも走りぬき、グループリーグで敗れたコロンビアにリベンジを果たした。
 次戦の順位決定戦2回戦は、日本時間4日の8時からケニア代表と戦う。

得点者
萱島比呂(延長前半6分)

日本代表出場メンバー
GK1東幸弘
FP2遠藤好彦
FP7加藤誠
FP9萱島比呂
FP10エンヒッキ松茂良ジアス
FP13川西健太
FP14古城暁博★
監督杉野正幸
【注】GKはゴールキーパー、FPはフィールドプレーヤー、番号は背番号、★は主将。
メンバーは前後半ともに同じ

試合のハイライト映像はこちらです


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