beacon

今夏加入で不可欠な存在となったビツェル、ドルトムント愛を語る「本当に良いチームだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

MFアクセル・ビツェルがドルトムント愛を語る

 ベルギー代表MFアクセル・ビツェルは、ドルトムントで早くも大きな存在感を発揮している。8日に『オムニスポーツ』など複数メディアの取材に応じ、チームでの自身の役割やバイエルンとの大一番などについて語った。

 今夏、中国の天津権健から加わったビツェルは、ドルトムントでこれまでの公式戦すべてに出場。代表ではセントラルMFを担当する同選手だが、新天地ではすでに司令塔としての落ち着いたプレーでチームにバランスをもたらし、もはや欠かせない存在になっている。ルシアン・ファーブル監督の下での自身の役割については、以下のように語った。

「当然、代表チームではより後方に位置し、(ゲームを)コントロールしなければいけない。でもどっちも好きだよ。代表でも良いフィーリングだけど、ここでは時折攻撃に参加する楽しさがある。でも僕は10番(トップ下)ではない。たまに前線に顔を出すが、8番、つまりボックス・トゥ・ボックスの選手だよ」

 また「自身をこのチームのリーダーと見ているか?」と問われた29歳は、「特別なことはしていないよ」と返しながら、次のように続けている。

「ただ、チームはとても若く、多くのプレーヤーたちは18〜25歳。なので、僕たち経験を持つ選手は、良いときもあまりうまくいかないときも彼らを導く役割を担っている。試合前には若手たちにたくさん話しかけて、モチベーションを上げたりする」

「でもそれらは僕に限らず、マルコ・ロイスもやっていること。彼は主将で、ここが地元だし、すでに長い間ここにいるからね。僕はただいつもの自分でいることを試みているんだ。アドバイスが必要であれば、アドバイスを与える。若手たちはリスペクトしてくれて、話をよく聞いてくれる。本当に良いチームだよ」

 ドルトムントは現地時間10日に行われるブンデスリーガ第11節でバイエルンと激突。自身初めての“デア・クラシカー”を心待ちにしているようだ。

「どのような感覚なのか早く知りたくて仕方ないよ。ホームマッチではいつも信じられないほど盛り上がるだけに、バイエルン戦となれば一段と別レベルとなることを予想している。ポジティブな意味でアグレッシブな試合になるだろう」

「みんなに温かく迎え入れられ、ピッチ内はともかく、ピッチ外での家族とともにここでの生活に馴染むようにしてくれた」とドイツでの生活の充実ぶりを語るビツェル。将来については「ここは居心地良いし、4年間の契約を結んでいる。僕のプランはこの先何年もここにいることだよ」とも明かしている。

●ブンデスリーガ2018-19特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP