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若手との競争を楽しむ原口元気「自分が上にいるとも思ってない」

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代表合宿に合流したMF原口元気

 純粋に競争を楽しんでいる。若手の台頭著しい森保ジャパンの現状について日本代表MF原口元気(ハノーファー)は「競争していることでチームの良さも出ていると思うし、いい危機感を持ってプレーできている」と指摘する。

 10月16日のウルグアイ戦(○4-3)では23歳のMF南野拓実が2ゴール、20歳のMF堂安律も代表初ゴールを決め、原口とポジションを争う24歳のMF中島翔哉は2得点を演出するなど躍動した。後半42分から中島に代わって途中出場した原口自身、試合後は「パーフェクトでしょう。あんな良いプレーが日本代表で見られるのは、そうそうない。僕自身も見ていて楽しかったし、すごく刺激をもらえた」と素直に称賛の言葉を送った。

 現時点では“中島の控え”という立場に甘んじながらも、「僕自身、この競争を楽しみながらやれている」と気負いはない。「僕が(代表に)定着する以前は追いかけている立場だったけど、今も追いかけられているというより、フラットに勝負ができている。いい選手たちだし、自分が上にいるとも思ってない」。謙虚な言葉の裏側には、それだけの経験と実績を重ねてきた自負もあるだろう。

「やれることをやるだけというか、自分にどういうことができるかは理解できている。試合によって出すプレーは変わるし、状況を見ながらそのすべてに対応する準備はできている。どんな状況でも自分の力を出すのが自分の良さだと思うし、粘り強くやるのがいいのかなと」

 10月の代表戦までは所属クラブで出場機会に恵まれていなかったが、ウルグアイ戦後は3試合連続でフル出場。直近のリーグ戦こそ途中出場だったが、「この1か月はほぼすべての試合に出たし、体はできてきた」と、1か月前とはコンディション面でもまったく違う。来年1月に迫ったアジアカップを「今の日本代表にとって一番近い目標」と見据える27歳のアタッカーは「クラブでも代表でも、これから勝負が始まる」と表情を引き締めた。

(取材・文 西山紘平)

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