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33回目全国出場の仙台育英が選んだアディダス新COPAのニックネームは…?

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仙台育英高の選手たちが笑顔で「COPA(コパ)」のネーミングを発表

 アディダスから、しなやかなボールタッチを求めるプレーヤー向けレザースパイク「COPA(コパ)」のフルモデルチェンジが発表された。カンガルーレザーとプライムニットを融合した「フュージョンスキン」はまさに新感覚の「柔らかさ」と「フィット感」を実現。冬の全国大会に挑む高校を巡り、その新感覚の言語化に部活生たちにチャレンジしてもらうことで新コパの秘密に迫っていく。第3回は、宮城県勢最多の33回目の全国大会に臨む仙台育英高だ。



 取材日の11月某日は今年一番の寒気が流れ込み、非常に寒い一日に。その中で仙台育英の選手たちはウォーミングアップから各選手が良く声を出しながら走り回っていた。その仙台育英は、選手権宮城県予選を“これまでに無いような勝利”で突破している。

 聖和学園高との決勝は0-0の後半終了2分前に痛恨の失点。だが、仙台育英はアディショナルタイムに途中出場のMF五十嵐健(3年)が起死回生の同点ゴールを決め、PK戦でGK佐藤文太(2年)がシュート3本を止める活躍もあって優勝した。主将の左SB堀江凛太郎(3年)は「(失点した瞬間は)見ている人も、やっている自分たちも心のどこかで『終わった』という気持ちがあったと思うんですけれども、試合に出ている11人が最後まで諦めずにゴールを目指し続けたことが、PKまで繋げられた要因だと思います」と振り返っていた。

 スケールの大きな選手が多い一方、押し気味の試合を落とすなどどこか勝負弱さもあった印象だ。今年のインターハイも日章学園高(宮崎)に後半アディショナルタイムに追いつかれてPK戦で敗れている。「最後まで続かない集中力と最後まで耐えられない守備力の弱さ」(堀江)という課題があったが、選手権へ向けて重点的に守備に取り組んできた結果、改善され、逆に最後まで集中力を発揮することができるようになってきている。

「とにかく自分が折れないで後ろから支え続けるのが大事かなと思っています」と語る“育英のジョン・テリー”CB志村滉(3年)や注目GK佐藤文中心の堅い守備と、MF仲澤岬希(3年)やFW結城陽向(3年)、MF三田大史(3年)らが繰り出すサイド攻撃を全国大会でも発揮し、29年ぶりのベスト8、そしてベスト4以上に本気で挑戦する。

 この日、Aチームの選手全員が「COPA(コパ)」を着用して実戦を意識したトレーニングを実施。DF佐藤幸作(3年)は「トラップの時に素材が柔らかいと足元に置きやすい。(柔らかさを)とても感じました。凄かったです。まさに『鬼フィット、神タッチ』でした」と「COPA(コパ)」のコンセプト通りの感想を口にしていたが、選手たちは口々に「めちゃくちゃ柔らかい」と異質の一足の性能に驚きの声を発していた。



 ニックネームについて堀江は「触ってみた感じ、革がぐにゃぐにゃというか柔らかくて、履いて紐を縛った感じがキュッと足にフィットする感じだった」という理由で「ぐにゅきゅっスパイク」と名付け、志村は「靴の先端の柔らかい部分がふわふわしているというのがあって、ボール止める時にしっかりとパシッと止められるイメージだった」ことから「ふわパシスパイク」と言語化していた。

 ほかにも「むにゅピタスパイク」「むんにゃキュッスパイク」「フワフワピタピタスパイク」というニックネームが並ぶ中、堀江ら選手たちが選んだベストネーミングは佐藤幸の「まるでディバラなスパイク」に。基本的に擬音化するという枠を越えてきた「まるでディバラな」というネーミングについて佐藤幸は、「繊細なタッチにすることができるスパイクで万能。万能なプレーヤーだとディバラが思い浮かぶのでこのネーミングにしました」と説明した。「COPA(コパ)」を着用するアルゼンチン代表FWを言語化するセンス。「まるでディバラな」一足が仙台育英の堅守、勝負強さにプラスアルファをもたらすかもしれない。

 第1回の関西学院高(兵庫)は「ぽいんパーンスパイク」、第2回の羽黒高(山形)は「ぽいんでVamosスパイク」というネーミングが選手たちの人気を集めた。「鬼フィット神タッチ」の「COPA(コパ)」を着用した強豪校の選手たちが今後、どのように感じ、ニックネームをつけるのか、まだまだ注目だ。



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(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

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