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磐田FW川又はベンチで残留決定見守る「代わりに航基が決めてくれた。最高です」

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残留に安堵するFW川又堅碁

[12.8 J1参入プレーオフ決定戦 磐田2-0東京V ヤマハ]

 ジュビロ磐田のJ1残留決定をベンチから見守った。FW川又堅碁は一週間前のJ1最終節川崎F戦(●1-2)で負傷明けで先発復帰。残留を決めるための強行出場だったが、チームはラスト30秒で逆転を許し、13位から16位に転落。「先週も無理して出たから、長引いている」。右足が思わしくない状態でJ1参入プレーオフ決定戦を迎え、仲間に残留決定を託した。

 来月にはアジアカップを控える中、現在の足の状態を聞かれ、「いけるっちゃいけるよ」と言葉を選ぶように話すと、「試合に出るとそれ以上に危ない怪我をする可能性もあるから難しい。でも、大丈夫」と不敵に笑った。状況によっては再び無理を押して出場する覚悟だったが、磐田は力の差を示して東京Vを凌駕。出番が訪れない展開に、「よかったよ」と表情を緩めた。

 自身に代わって1トップを務めた21歳FW小川航基が抜擢に応えた。最前線で体を張り、スピードを生かした飛び出しからPKを獲得すると、J1残留を決める先制弾。「代わりに航基がしっかり決めてくれたから。最高です」と、東京五輪世代エース候補の活躍を喜んだ。

 チームの結束はさらに高まっていた。名波浩監督は試合当日、メンバー外の選手たちが朝8時半から自主的に練習していたことを明かし、「このチームが負けるわけがないと確信した」と力を込めた。川又も「全員やってたんじゃない? そういうのが今日の結果につながった。チームのまとまりは来年につながるんじゃないかな」と確かな一体感を感じ取っていた。

 ヤマハスタジアムを1万4588人が埋め、サポーターの声援がサックスブルーを後押しした。「めっちゃ見てたけど、サポーターも今日は絶対に負けられないっていうのが伝わった。俺らも来季は勝って欲しいって思われるようなプレーを毎試合できるようにしたい」。苦しいシーズンを最後は安堵の笑顔で終え、まずは万全な状態を取り戻し、新たなシーズンを迎える。

(取材・文 佐藤亜希子)

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